ロマーリオが現役復帰(C)Getty Images

元ブラジル代表MFロマーリオ氏は、自身のSNSで現役復帰することを発表した。 かつてバルセロナやPSVで活躍したロマーリオ氏。ブラジル代表としても70試合以上に出場し55ゴールを記録すると、2度のワールドカップでもプレー。優勝を成し遂げた1994年大会では5ゴールを奪い同年のFIFA世界最優秀選手賞にも輝くなど、史上最高の選手の1人として輝かしいキャリアを送ってきた。 そんなロマーリオ氏は2008年に現役引退を決断し、翌年にはリオデジャネイロ2部アメリカRJのスポーツディレクターに就任。現在は同クラブの会長を務めている。そしてこの度、アメリカRJの選手として正式に登録されたようだ。本人は『X』に「愛するアメリカのために数試合出場する準備はできているよ。息子とピッチで共演したいね」と投稿している。 『The Athletic』によると、現在58歳のロマーリオ氏はリーグ戦には出場しないことを明言している模様。依然としてどのような形でピッチに立つかは不透明だが、アメリカRJでプレーする息子ロマリーニョとの共演を熱望しているようだ。 なお、ロマーリオ氏の現役復帰は今回が初めてではないという。2009年には、亡くなった父親の愛したクラブでもあるアメリカRJの試合で22分間プレーした過去もあるようだ。