埼玉新聞タウン記者制度15周年「記事が人つなげる」 交流会に30人、意見交換
一方、デスク側からは「生活者の視点で、われわれが気付かされることも多い。皆さんの伝えたいという思いが心を揺さぶる」などのメッセージがそれぞれ寄せられた。 この日は、早稲田大学人間科学学術院教授の武田尚子さんも出席。「地域でフィールドワークを行う学生たちの学びの応用として、記事を書かせたい。学生タウン記者として参加できれば」と、新年度からゼミのカリキュラムに記者講座を組み込むことにしている。 【タウン記者】読者により近い立場から市民目線で取材し、記事を書く埼玉新聞独自の記者。1980~90年代にあった「ミニコミ広場」の通信員制度のノウハウを生かし、2009年に制度化。NPO法人埼玉情報センターと協力して開催している市民記者養成講座の修了者やライター経験者などから募り、掲載した記事行数、写真枚数に応じて報酬を支払う。現在、55人が登録。