【気象予報士が解説】2日は警報級の大雨の可能性、来週は一気に気温が急降下【新潟】
11月1日は、日差しもあって比較的過ごしやすい一日となりました。午前中は晴れ間もありましたが、午後になって雲が厚くなり、18時には弱い雨の降っている所もあります。 【動画】【気象予報士が解説】2日は警報級の大雨の可能性、来週は一気に気温が急降下【新潟】 そして、2日は大雨となる所がありそうです。午前9時の予想天気図を見ると、台風21号が温帯低気圧に変わる予想で、この低気圧が次第に本州付近を横断していくでしょう。このため、県内も雨の一日となり、強く降る所もありそうです。 今後の雨の降り方を見ると、1日夜9時は上越・佐渡で広く雨となり、一部下越にも雨雲がかかるでしょう。日付が変わって、2日朝6時ごろには各地に雨雲がかかるでしょう。その後も雨が続き、日中は所々で雨脚が強まりそうです。夜には、雨の範囲が狭くなる見込みですので、雨のピークは2日の日中となるでしょう。 2日午後6時までに予想される24時間降水量は、上越が最も多く100mm、中越で80mm、下越で70mm、佐渡で60mmの予想となっています。予想より雨雲が発達した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。 土砂災害や低い土地の浸水などに、注意・警戒をしてください。 ちなみに、2日は『ルヴァンカップ決勝』が行われる東京も雨の一日となります。応援に行く方は、雨具が必要です。夜は、非常に激しい雨が降る所がありますのでご注意ください。 来週は、急に季節が進みそうです。週間予報を見ると、3連休最終日の4日(月)は晴れ間が出る見込みです。ただ、5日(火)頃から西高東低の冬型の気圧配置となり、寒気が下りてくるため一気に気温が急降下し、曇りや雨のスッキリしない天気が続きそうです。 特に、寒気の南下が強まる7日(木)と8日(金)は、標高の高い山・峠では雪が降る可能性があります。県をまたぐ移動のある方などは、早めのタイヤ交換をご検討ください。平地でも急に寒くなりそうですから、体調管理にご注意ください。