第3子以降「無償化」へ 3歳未満の子どもの保育料 第2子も「半額・無償」 人口減少・少子化対策
長野放送
人口減少・少子化対策です。3歳未満の子どもの保育料について長野県は、第3子以降は完全無償化するとして、新年度予算案に関連予算を盛り込む方針です。 長野県・阿部守一知事: 「この問題にしっかり取り組まなかったのかと、後世から批判されても仕方ない」 知事が「この問題」と話したのは「人口減少・少子化」。県庁で17日対策を検討する会議が開かれました。 県の人口は減少が続き、近くおよそ50年ぶりに「200万人割れ」することが確実で、県は「子育て支援」などを拡充させたいとしています。 対策の一つとして検討しているのが「保育料の軽減」。国は3歳未満児について「きょうだいが同時に施設を利用する」などの要件に当てはまった場合、保育料を軽減していますが、県は条件を問わず、第3子以降は完全無償化、第2子は半額とする考えです。 また、年収360万円未満の世帯は第1子が半額、第2子以降は無償とする方向で調整していて、市町村の協力を得て実現させたいとしています。 県は新年度予算案に関連予算を盛り込む方針です。
長野放送