大谷翔平選手たたえ「50円-50円」の記念硬貨を 立民議員の提案に財務相は慎重姿勢
18日の衆院財務金融委員会で立憲民主党の階猛氏が、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手が史上初の「50-50(50本塁打50盗塁)」を達成したことをたたえ、五十円2枚セットの記念硬貨を発行してはどうかと提案。加藤勝信財務相は慎重な姿勢を示した。 【写真】「かわいすぎて悶絶」。笑顔のデコピンを微笑ましそうに見つめる大谷翔平 階氏は大谷選手と同じ岩手県出身で、東大野球部で投手だった。「財務省はSNSで誹謗中傷を受けている。たまには国民が明るくなる、希望を持てるようなことをやるべきだ」と述べた。 加藤氏は「記念硬貨は通貨法で『国家的な記念事業として閣議の決定を経て発行する』とされている。これまでは、国を挙げての取り組み、国民こぞってお祝いすべき事柄、歴史的な出来事などについて発行している。特定の人物をテーマとして発行した前例はない。慎重な検討が必要だ」とした。