中国「フィリピンが南シナ海でトラブル起こした」、応酬から1週間
[北京 13日 ロイター] - 中国国防省の呉謙報道官は13日、南シナ海での新たな対立を巡ってフィリピンと非難の応酬を繰り広げてから1週間が経過する中、フィリピンが米国の支援を得て問題を起こしたと改めて非難した。 対話アプリ「微信(ウィーチャット)」の公式アカウントで「フィリピン側は米国の支援と扇動の下、南シナ海の多くの場所でトラブルを引き起こしている」と指摘。「フィリピンは、自国の領土の範囲が一連の国際条約によって決定され、中国の南沙(英語名スプラトリー)諸島と黄岩島(スカボロー礁)が含まれたことがないことをよく知っている」と付け加えた。 これらの投稿に対するフィリピンの国家海事評議会と国家安全保障会議からのコメントは今のところ得られていない。