長濱ねる「知れば知るほど魅力」 東京2025デフリンピック応援アンバサダーとして意気込み
期待を口に「デフスポーツから学べることもたくさんある」
元欅坂46で俳優の長濱ねるが15日、都内で開催された「東京 2025 デフリンピック 1 Year To Go ! セレモニー」に登壇。「東京 2025 デフリンピック」への期待を語った。 【写真】セレモニーに登壇した長濱ねるの別カット 「デフリンピック」は、耳のきこえない・きこえにくい選手のための国際スポーツ大会。2025年11月に日本としては初となる東京で開催される。その応援アンバサダーに昨年就任した長濱は「1年間活動して、デフスポーツを知れば知るほど魅力を感じるようになってきました。1年後、実際間近で選手たちの姿を見る機会が得られるのはとても貴重。私たちと一緒に盛り上げていただけたら嬉しいです」と意気込みを語っていた。 また、デフリンピックアスリートたちに授与される入賞メダルのデザインも発表。全国8万人を超える小学生、中学生、高校生の投票により「みんなで羽ばたく」というコンセプトのメダルデザインに決定。さらに、聞こえないアスリートに目で見える形の応援スタイル“サインエール”も発表された。長濱も手話を交えて新しい応援の形を実践すると「会場の皆さんとサインエールができて、とっても楽しかったです。来年がとても楽しみになりました」と笑顔で語っていた。 セレモニー終了後に行われた囲み取材に参加した長濱は、「デフスポーツを知ればしるほど、ろう者の方がどんな思いをして、どのような生活をしているかを知ることができました。知ることで普段の生活から自分の行動も変わるような気がするので、もっと多くの方に知ってほしいです」とアンバサダーとしての意気込みを語ると「パラリンピックにろう者の方が参加していないということに驚かれる方もいます。デフスポーツから学べることもたくさんあるので、たくさん魅力を伝えられるように頑張っていきたいです」と強い思いを述べていた。 この日は長濱と共に、応援アンバサダーを務める川俣郁美、朝原宣治、KIKI、デフアスリートの茨隆太郎(水泳)、岡田海緒選手(陸上)、亀澤理穂(卓球)、山田真樹(陸上)、東京都の栗岡祥一副知事、中西久美子一般財団法人全日本ろうあ連盟副理事長、室伏広治スポーツ庁長官らも出席した。
ENCOUNT編集部