鹿島が天敵・川崎Fを破って4位に!湘南と浦和の激闘は互いに4得点を奪ってドロー決着|3月17日結果まとめ|Jリーグ
【国内サッカー ニュース】17日、明治安田J1リーグ、J2リーグ、J3リーグ第4節の計9試合が行われた。
J1は3試合が開催された。 上位に食い込んできたのは鹿島アントラーズだ。試合は前半36分に脇坂泰斗のパスを起点に攻め込まれると、GKが弾いたボールをマルシーニョに決められて先制点を許す苦しい展開となる。 ただ、近年なかなかリーグ戦で川崎Fを相手に勝利を手にすることができていない鹿島は、ここから意地を見せていく。後半に入って早々の47分、後方からのロングボールに抜け出したチャヴリッチがGKを見ながら冷静に沈めて同点。これで勢いに乗ると、その3分後には高い位置でのボール奪取から最後は名古新太郎のクロスがバーに当たり、そのこぼれ球を鈴木優磨が押し込み一気に逆転した。 このリードを最後まで守り切った鹿島は、前節の敗戦を払拭するとともに、近年天敵だった川崎Fを破ることに成功している。川崎Fは試合途中にマルシーニョが退場するなど、難しい戦いが続き、15位に沈んでいる。 激闘となったのは湘南ベルマーレと浦和レッズの試合。前半11分に前田直輝の折り返しを興梠慎三が決めて浦和が先制するが、ここから打ち合いの様相となる。23分にルキアン、32分に鈴木章斗がゴールを奪って湘南が逆転に成功すると、後半の立ち上がりにも鈴木が決めてリードを広げることになる。 だが、攻勢を強める浦和は55分に松尾佑介、64分に前田がゴールを奪って試合を振り出しに。その後、ルキアンのゴールで勝ち越しに成功したが、81分にサミュエル・グスタフソンのゴールで再び同点に。このまま試合は終了。8得点が生まれるシーソーゲームはドローとなった。 そのほか、横浜F・マリノスと京都サンガF.C.の試合はアンデルソン・ロペスの2ゴールなどで横浜FMが勝ち点3を手にしている。 J2は2試合が開催。ロアッソ熊本といわきFCの試合は、いわきのゴールラッシュとなった。前半に2つのリードを奪うと、後半は相手に退場者が出て数的優位になったところを突いて4つの得点を奪取。最終的に6得点で大勝を飾って5位に順位を上げた。一方、V・ファーレン長崎はレノファ山口FCをウノゼロで破り、連勝で6位に上げている。 4試合が開催されたJ3では、SC相模原がFC琉球とドロー決着で4試合無敗に。ガイナーレ鳥取とヴァンラーレ八戸は、それぞれいわてグルージャ盛岡、カターレ富山に勝利して今季初勝利を飾った。福島ユナイテッドFCは松本山雅FCに勝利して7位となった。 ■3月17日開催 結果 ・J1第4節: 京都 2-3 横浜FM 鹿島 2-1 川崎F 湘南 4-4 浦和 ・J2第4節: 熊本 0-6 いわき 山口 0-1 長崎 ・J3第4節: 八戸 2-0 富山 岩手 1-3 鳥取 福島 1-0 松本 相模原 0-0 琉球