スカイマーク、鈴与系投資組合が筆頭株主に 3/25付
スカイマーク(SKY/BC、9204)は3月21日、筆頭株主が鈴与スカイ・パートナーズ投資事業有限責任組合に異動すると発表した。現在の筆頭株主である鈴与ホールディングス(HD、静岡市)が、市場外の相対取引で同投資事業有限責任組合に譲渡することで合意したため。譲渡期日は25日を予定している。 鈴与HDが保有する普通株式785万株を1株895円で売り出し、相対取引で鈴与スカイ・パートナーズ投資事業有限責任組合が買い取る。同投資事業有限責任組合の代表は、鈴与HDの中核を担う鈴与(静岡市)の鈴木健一郎社長が担う。 今回の取引で、鈴与HDは保有する全株式を鈴与スカイ・パートナーズ投資事業有限責任組合へ譲渡。同投資事業有限責任組合の大株主順位が第1位となり、議決権比率は13.01%となる。 スカイマークによると、筆頭株主の異動による業績への影響はないという。また、21日時点で資本関係や人的関係、取引関係はない。 鈴与HDはフジドリームエアラインズ(FDA/JH)などを傘下に持つ。2023年11月14日にスカイマークの筆頭株主となった。当時の筆頭株主は投資ファンド「インテグラル」が組成したファンド「インテグラル2号投資事業有限責任組合」で、同ファンドの706万8500株と「Integral Fund II(A)L.P.」の78万1500株の普通株式計785万株を1株895円で取得した。
Yusuke KOHASE