ウルフルズ・文化芸術フェスでキックオフ「大阪に恩返し」
松井知事と「大阪文化芸術フェス」開催会見に登場
ウルフルズ・文化芸術フェスでキックオフ「大阪に恩返し」撮影・編集:柳曽文隆 THE PAGE大阪
大阪の都市魅力を創造し、文化を核とした大阪発展のムーブメントにつながるプロモーションとして今年の秋に大阪府内全域で行われる「大阪文化芸術フェス2018」の開催記者発表会が21日午後、大阪府中央区の大阪府公館で行われ、大阪府の松井一郎知事と、ロックバンド「ウルフルズ」のトータス松本、サンコンJr.、ジョンBが出席し意気込みを述べた。 【別の動画と拡大写真付き】コラボ熱望のウルフルズに大阪・松井知事「先祖と家族の了解が」
上方演芸、音楽や演劇など国内外のコンテンツを大阪に集め実施
このフェスは、大阪府や大阪市、関西経済連合会や大阪商工会議所などが構成団体に名を連ねる「大阪文化芸術フェス実行委員会」が中心となって、万博記念公園(大阪府吹田市)や府内のホール、劇場、公園で、大阪が誇る上方伝統芸能や上方演芸、音楽や演劇、アートといった国内外のコンテンツを一同に集めて行われる。また、国際エンターテインメント都市の実現を目指し、大阪の都市格の向上を図って2025年の大阪万博に開催につなげていきたいねらいもある。
大阪に来てなかったらウルフルズは誕生しなかった
今年は、結成30周年を迎えるロックバンド、ウルフルズのメンバーが記者発表に登場。9月29日に万博記念公園もみじ川芝生広場で同フェスのキックオフイベント「ウルフルズがやって来る!ヤッサ2018 ガッチューOSAKA」が行われることも発表された。 ウルフルズは、1988年に大阪市内のインド喫茶店でアルバイトをしていた、ウルフルケイスケ(活動休止中)とトータス松本がセッションしたことがきっかけとなり結成されるなど、大阪に深い縁がある。 トータスは大阪への思いについて「サンコンは茨木、ジョンBは吹田出身で、僕は兵庫県の出身なんですけど、18歳の専門学校生の時に大阪へ出てきてみんなと出会った。そこから30年たちましたけど、大阪に来てなかったらウルフルズは誕生しなかったので。大阪は本当に育てられたので恩返しをしたいと思っていたらこういうお話があったので、本当にありがたいと感謝しています」と述べた。
知事が新曲のミュージックビデオに出演の可能性も?
会見の最後に意気込みを聞かれると、トータス松本が3人を代表して「僕らのやっている音楽はアメリカの音楽にあこがれてなんですけど、僕らは『大阪弁』を歌詞に積極的に取り入れてやってきました。大阪弁って相性がすごくいいんですよね。どんどん僕らがこのフェスを盛り上げて頑張っていきたいと思います」と力強く話していた。 今回会見の中で、イベントで新曲を1曲か2曲披露することも示唆したウルフルズ。そこでTHE PAGE大阪は「その新曲が大阪にちなんだものになる可能性もありますか」と質問すると、トータス松本は「あります、あります。大阪~発信するというニュアンスのものを出すかも」と話した。 また「その新曲に松井知事が出演する可能性は?」との質問にトータスは「あー、高いんじゃないですか」と松井知事にふると、知事は「高いのは橋下(徹)さん」と苦笑して返す場面もあった。しかし、トータスは「出て頂いたらえらい話題になると思います。いいですね」と興味を示す一幕もあった。