“大谷ガチャ”能登半島震災のことを忘れないで…中学生が珠洲市大谷町で採れた貝殻などで手作り【アスヨク!】
「大谷チャーム」と書かれた人気のカプセルトイ、通称“大谷ガチャ”です。 都内の郵便局で接客しているのは、中学3年生の川端駿介(かわばた・しゅんすけ)さん。川端さんは、この“大谷ガチャ”の広報部長です。 【画像】石川・珠洲市大谷町の海で採れた貝殻などを使った手作りの“大谷ガチャ” 川端駿介さん: 大谷町や珠洲市のことを知ってほしくて、丁寧に作りました。 そんな川端くんの背中にあったのは、「能登半島 最先端・珠洲」という文字です。 能登半島地震で大きな被害を受けた石川・珠洲市の大谷町(おおたにまち)。川端さんは、震災後も大谷町で暮らしています。 川端駿介さん: 地震から結構時間が経って、みんな忘れているよね、みたいな、改めて被害のあるこの地域のことを思い出してほしいなって。 震災から10カ月。県外への避難などで、川端くんが通う学校の生徒数は23人から、5人まで減ったそうです。 それでも“震災のことを忘れて欲しくない”と地元に残った5人が力を合わせ、大谷町の海で採れた貝殻などを使った“大谷ガチャ”を作ったのです。 客: 手作りなんですか? 川端さん: そうです。 客: すごいですね。綺麗。 購入者: 大切にして、大谷小中学校のことも覚えておきたいなと思っています。 川端さんが“大谷ガチャ”を通して、伝えたいことは…。 川端駿介さん: 僕たちまだ復興やっていますというのを知らせたい。僕でさえ、この地域に住んでいてもちょっと薄れてきている。この商品を見て、また思い出してほしいと思います。 震災のことを忘れないで欲しいと、思いを“大谷ガチャ”に乗せて伝える川端くんたちの活動はあすも続きます。 (「イット!」11月1日放送より)
イット!
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