雲仙・仁田峠 紅葉、遅めの色づき…見頃は今週末ごろ 長崎
紅葉の名所、長崎県雲仙市の仁田峠周辺でカエデなどが色づき始めた。毎年10月下旬から11月上旬ごろが見頃となるが、今年は気温の高い日が続き、例年より10日ほど遅れている。見頃は今週末ごろになりそうだ。 一帯は「普賢岳紅葉樹林」として1928年に国の天然記念物に指定されている。 妙見岳(標高1333メートル)へ向かうロープウエーに乗ると、赤やオレンジ色に染まり始めた山肌を見ながらの“空中散歩”を楽しめる。大阪府豊中市から夫婦で訪れた男性(67)は「紅葉はちょっぴり寂しいが、雄大な景色が素晴らしかった」と笑顔を見せた。 雲仙ロープウェイによると、色づき具合は6日時点で4割ほど。最低気温が8度以下で色づき始め、5度以下になると進むという。