愛知で基礎スケート教室が開催 無良崇人氏「スケートを始めるきっかけになったら」
日本連盟が主催する基礎スケート教室が17日、愛知・アクアリーナ豊橋で行われ、小学生から大人まで約80人が参加した。 日本連盟は全国各地で基礎スケート教室を企画し、スケートの魅力を発信。この日はフィギュアスケート男子で2014年四大陸選手権覇者の無良崇人氏、同女子で18年全日本ジュニア選手権覇者の横井ゆは菜氏、同女子で15、16年四大陸選手権銅メダルの本郷理華氏が特別講師を務め、トップの視点から参加者にアドバイスを送った。 スケート教室前には3人がジャンプや華麗なスピンを披露すると、参加者から拍手が沸き起こった。約1時間半の指導を終えた本郷氏は「初めての子も、滑ったことがある子もみんな一生懸命滑ってくれた。『できたよ』とかちょっと自慢してくれたりして、一緒に滑ってて楽しい」と笑みを浮かべ、横井氏も「直接(スケートの)楽しさを伝えられるのはこういう機会じゃないとなかなか難しい。今回お声がけいただけてよかった」と声を弾ませた。 愛知はフィギュアスケート熱が高く、多くのトップスケーターを輩出してきた。さらなる普及を見据える上で、無良氏は「地元で意外とスケートリンクを知らない、どこにあるかわからないという方もいる。こうやってスケート教室が開かれることでスケート始めてくれるきっかけになったらいいな」と期待を寄せた。
東スポWEB