アトレティコ撃破のバルセロナが2位浮上。久保建英先発のソシエダは完封勝利 | ラ・リーガ
ラ・リーガ第29節が日本時間26日~同18日にかけて開催された。
アトレティコ・マドリード対バルセロナ
勝ち点55で4位のアトレティコと、勝ち点61で3位のバルセロナが対戦。序盤はホームのアトレティコが攻勢に出るが、これを耐えたバルセロナは、38分にボックス左からロベルト・レヴァンドフスキが折り返したボールにダイレクトで合わせたジョアン・フェリックスが決めて先制する。迎えた後半にもバルセロナは47分、高い位置でのボール奪取からボックス内正面でボールを受けたレヴァンドフスキがゴール左にシュートを流し込んで加点。さらに65分には右サイドからレヴァンドフスキがピンポイントクロスを入れると、これに合わせたフェルミン・ロペスのヘディング弾が決まり、3-0とする。その後、アトレティコを完封したバルセロナが快勝し、今節に敗れたジローナをかわして2位に浮上した。
ソシエダ対カディス
勝ち点43で6位のソシエダが、勝ち点22で18位に沈むカディスをホームに迎えた。リーグ3試合ぶりに久保が先発したソシエダは立ち上がりから前へ出ると、28分に久保が素早くCKを蹴ると、ニアサイドのオヤルサバルがヒールで中央へ。これに反応したミケル・メリーノがシュートを決めて先制する。さらにソシエダは1点リードで迎えた後半、68分にブライス・メンデスが右サイドからクロスを入れると、ニアのオヤルサバルが再びヒールでフリック。最後は正面のアルセン・ザハリャンが押し込んで加点した。そして、そのまま2-0で勝ちきったソシエダがリーグ2連勝を決めた。なお、66分にベンチへ退いた久保は先制点に関与したものの、そのほかはあまり目立てず、現地メディアでは低い評価が並んだ。
そのほかの試合
敵地でオサスナと対戦したレアル・マドリードはジュード・ベリンガムを出場停止で欠いたものの、ヴィニシウスの2ゴールとダニエル・カルバハル、ブラヒム・ディアスのゴールにより、4-2で勝利。バルセロナとの勝ち点8差を維持し、首位を堅持した。そのほか、ジローナはヘタフェとのアウェー戦を0-1で落とし、3位に後退している。
第29節の結果
レアル・ソシエダ 2-0 カディス マジョルカ 1-0 グラナダ オサスナ 2-4 レアル・マドリード ヘタフェ 1-0 ジローナ アトレティック・クルブ 2-0 アラベス セビージャ 1-2 セルタ ビジャレアル 1-0 バレンシア ラス・パルマス 0-1 アルメリア ラージョ・バジェカーノ 2-0 ベティス アトレティコ・マドリード 0-3 バルセロナ