今永昇太、指揮官が「これまでの全てがオールスターにふさわしい登板だ」と1年目での夢舞台を後押し…クオリティースタートも8勝目ならず
◇3日(日本時間4日)MLB カブス―フィリーズ(シカゴ) カブスの今永昇太投手(30)は地元のフィリーズ戦に先発。ナ・リーグ東地区の首位を快走する強豪との初顔合わせで8奪三振など6イニングを3失点と好投したが勝敗はつかず、8勝目(2敗)はならなかった。 今永の7勝はリーグ新人の先発陣で3位、防御率3・16は同4位。今月16日(同17日)にテキサス州アーリントンで開催されるオールスターゲームに選出されるか注目されている。 地元中継局マーキーSNのメネカー・リポーターによれば、今永はこの日の試合前に「オールスターのことは考えるが、ここ2試合はそれに値しない投球が続いている。前に進む目標にはなるが、選ばれるときは選ばれるし、選ばれないときは選ばれない」とコメント。 一方、カウンセル監督は「数字が物語っているだろう。この2試合だって、ちゃんとチームに勝つチャンスを与えてくれた。これまでの全てがオールスターにふさわしい登板だ」と、今永の夢舞台を後押しした。 同リポーターも「日本から米国へと目覚ましい適応をしているショータがオールスターに選ばれれば素晴らしいご褒美になる。彼自身は結果ばかりを気にする人間ではないが、しっかり結果がついてきている」と期待し、シアンビ実況も「間違いなくオールスター級の活躍です」と同意した。 今永は前回登板した6月27日のジャイアンツ戦は6回3失点のQS(クオリティースタート)で、前々回のメッツ戦は3回10失点と炎上した。
中日スポーツ