いよいよ山本由伸の「争奪戦」幕開けか!? 米メディアは日本時間21日からのポスティングを予想「45日間の交渉期間がスタートする」
オリックスからポスティングによるメジャー挑戦を目指している山本由伸の「争奪戦」が始まろうとしている。米国内メディアが、現地時間11月20日(日本時間21日)、山本のポスティングが行われる可能性が高いと伝えている。 【動画】ヤンキースGMに見せつけたノーヒッター! 山本由伸の衝撃投球をチェック サンフランシスコを拠点とする『NBC Sports Bay Area』は現地時間11月18日(同19日)に「ジャイアンツのトップのフリーエージェントターゲットの1人を巡る市場が間もなく加熱する可能性がある」と報じた。 その上で、「『ESPN』のバスター・オルニー記者は金曜、関係者の話として、日本の右腕投手ヨシノブ・ヤマモトが月曜に球団によりポストされる見込みで、MLB球団と契約するための45日間の交渉期間がスタートするとの見解を示した」と綴っている。 他にも、『New York Post』も同日、山本のFAトピックを配信。「ヨシノブ・ヤマモト、早ければ月曜日にポスティングへ」と銘打たれており、その中で「ヤンキースとメッツがパ・リーグMVPを2度獲得したヤマモトに熱い視線を送っている」と地元球団の動向に言及。 さらに「レッドソックス、カージナルス、ブレーブス、フィリーズ、ドジャース、アストロズ、そしておそらくカブスは、No.1先発投手を優先しているチームのひとつであり、ヤマモトはそのカテゴリーに入ると考えられている」として、獲得に動くことが有力とされている7球団を挙げた。加えて、25歳という年齢が大きなメリットであるとして、ヤンキースとメッツなどの他、「ダイヤモンドバックスやタイガースのような意外な参入者とされる球団も関心を寄せているようだ」と指摘。 また同メディアは、今月に行われたGM会議の中で発せられた、ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMによる、ヤンキースの主力選手への故障に関しての発言にも触れている。 ジャンカルロ・スタントンの負傷欠場が多いことを指摘したとされる発言に対して、山本の代理人も務めるジョエル・ウルフ氏などの球団関係者が不快感を露わにし、山本のヤンキース移籍への影響も懸念された。しかし、その後キャッシュマンGMからコメントについての説明があったとして、同メディアはFA市場での選手獲得に「最終的な決断の大きな要因になるとは考えにくい」と見通している。 はやくから山本獲りへ動くと予想されてきたジャイアンツや、「大本命」に位置付けられているヤンキース、メッツなどによる獲得交渉がいよいよ幕を開けようとしている。「日本最強右腕」をラインナップに加えるのは果たしてどの球団となるのだろうか。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]