質店強盗に使われた包丁を準備容疑、２６歳女「目的知らず買った」「ＳＮＳのバイトに申し込んだ」
千葉県八千代市の質店と船橋市の貴金属販売店で起きた強盗予備事件で、八千代署は１６日、川崎市の自称派遣社員の女（２６）を建造物侵入、強盗予備、銃刀法違反（刃物携帯）の疑いで逮捕した。
発表によると、女は８月２９日午後５時１０分頃、船橋市の１００円ショップで包丁２本を購入し、同店の駐車場で、他の容疑者の男３人らに包丁を手渡した疑い。
男らは船橋市の貴金属販売専門店と八千代市の質店に包丁を持って訪れるなどして強盗の機会をうかがったとして強盗予備の疑いで逮捕されている。
女は包丁の準備役とみられ、「目的を知らず包丁を買った」と容疑を否認。「報酬をもらうためにＳＮＳのアルバイトに申し込んだ。船橋市の店で包丁を買って駐車場で渡すよう指示を受けた」と供述しているという。
同署は女が「闇バイト」に応募した可能性も視野に捜査を進めている。
この事件では愛知県小牧市のアルバイトの男（１９）と群馬県大泉町の会社員の男（２５）、横浜市の無職の男（２２）が逮捕されている。
