あまりに弱い…。サッカー日本代表、イラン戦パフォーマンス査定【DF】大崩壊…。良いプレーがほぼなかったのは?
サッカー日本代表は現地時間3日、AFCアジアカップカタール2023・準々決勝でイラン代表と対戦し、1-2で敗戦を喫した。この試合での選手のパフォーマンスはどうだったのか。今回はポジション別にA~Cの3段階で評価する(データは『Sofa Score』を参照)。
冨安健洋(背番号22) イラン代表戦:フル出場 評価:B チームダントツの10回のクリアを記録するなど、この試合もディフェンスリーダーとして奮闘。最後の最後で板倉滉との連係ミスがPK献上に繋がったが、彼らが悪いというよりも、それまでロングボールを放り込まれることをベンチで静観し続けた首脳陣に責任がある。ギリギリでクリアし続けた冨安がいなければ、とっくの前に守備が崩壊していた可能性が高いだろう。 板倉滉(背番号4) イラン代表戦:フル出場 評価:C この試合で良かったプレーを探す方が難しく、誰が見ても明らかにコンディションが悪かった。イラン代表の選手たちにデュエルで負け続けるだけでなく、カバーにも遅れ、保持時はパスやタッチがズレる場面も目立った。そして最後には痛恨のPK献上。ただ、ベンチには3人のCBができる選手がいたにも関わらず、コンディションが最悪な選手を代えなかった首脳陣の責任は重い。 毎熊晟矢(背番号16) イラン代表戦:フル出場 評価:C 日本代表のプレスがハマっていた前半は勇気を持って高い位置でプレーできていたが、相手がダウンスリーの3バックに変更し、毎熊と板倉滉のサイドを目掛けたロングボール戦術に変えてからは大苦戦。肉弾戦に勝てない上に、イラン代表MFサマン・ゴドスにセカンドボールを回収され続けられた。クロスを上げられた場面でマークを見失う場面もあり、守備では終始不安定だった。 伊藤洋輝(背番号21) イラン代表戦:フル出場 評価:C 攻守において局面での判断の悪さが露呈した。保持の局面では効果的な球出しがなく、相手にプレスをハメられた後半はほとんど前進させることができなかった。守備ではそもそも競り合いに行かないなど消極的なプレーが目立ち、後手に回る回数が多かった。 菅原由勢(背番号2) 谷口彰悟(背番号3) 町田浩樹(背番号15) 中山雄太(背番号19) 渡辺剛(背番号24) イラン代表戦:出場なし 評価:なし
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