新社会人です。マイナンバーカードを作っていませんが、特にデメリットはありませんよね?
マイナンバーカードは、行政の効率化や国民の利便性を高めることを目的としたカードのことです。表面にはマイナンバーと顔写真、裏面には氏名や住所、生年月日、性別が記載されています。しかし、新社会人のなかにはマイナンバーカードを作ったほうがよいのかどうか迷っている人もいるでしょう。 そこで、マイナンバーカードのメリット・デメリットを踏まえながら、考えていきます。
マイナンバーカードのメリット・デメリットとは?
メリットの1つ目は、マイナンバーの証明と本人確認書類になることです。マイナンバーは就・転職をはじめ、金融機関の口座開設や確定申告の際に必要になります。その際、マイナンバーカードがあれば、すぐに本人確認ができます。 2つ目は、健康保険証として利用できることです。マイナンバーカードの健康保険証を使うと、マイナポータルで医療記録の管理や確認ができます。確定申告での医療費控除手続きもスムーズになります。就職・転職や引っ越しの際も、継続して健康保険証として使うことが可能です。限度額を超える高額な医療費の場合も、窓口で自己負担限度額以上の支払いをする必要もありません。 3つ目はコンビニで住民票の写しや戸籍証明書などが取得できることです。市区町村の役所・役場などで手続きを行う必要がありません。 デメリットの1つ目は紛失のリスクがあることです。万が一、紛失した場合、「マイナンバー総合フリーダイヤル」に電話をして、マイナンバーカードの機能を止めてもらいましょう。紛失・盗難の場合は365日24時間対応してもらえます。 同時に、警察に遺失届もしくは盗難届も出します。受理番号を発行してもらい、市区町村にて再発行の手続きを行いましょう。ただし、マイナンバーカードのICチップにはプライバシー性の高い個人情報は記録されていません。 2つ目は、更新手続きのための手間がかかることです。というのも、マイナンバーカードには有効期限があるからです。有効期限は「18歳以上は発行から10回目の誕生日まで」「18歳未満は発行から5回目の誕生日まで」となっています。 マイナンバーカードを持っていると、デメリット以上にメリットがあることが分かるでしょう。社会人として忙しくなる前にマイナンバーカードを取得しておくことを考えてみてはいかがでしょうか。