東武「スカイツリー駅~曳舟」来年3月に「完全高架化」へ! 地獄の“開かずの踏切”ついに消滅 浅草~東向島が全区間高架に
開かずの踏切が消滅
東武鉄道は2024年12月3日、東京都墨田区で進められている、とうきょうスカイツリー駅周辺の高架化工事について、残る下り線の線路も来年3月に高架化完了すると発表しました。 【画像】超便利!? これが東武スカイツリー駅の「完全高架化」の計画全貌です(30枚以上)
完全高架化となるのは、2025年3月2日からです。 とうきょうスカイツリー駅の東側には、押上と向島をむすぶ「桜橋通り」の踏切があります。ラッシュ時を中心に長い踏切待ちがあり、渋滞が深刻な課題となっていました。 さらに、この地上線路のおかげで、スカイツリーのある線路南側とその反対側は分断状態で、移動が不便でした。完全高架化が完了すれば、いよいよ互いに行き来がスムーズとなります。 とうきょうスカイツリー駅や浅草方面、反対側の曳舟駅も高架ですが、あいだのここだけ地上区間でした。ここが高架化すれば、浅草駅から東向島駅の先まで、丸ごと高架区間となります。 2022年11月に、上り線(浅草方面)が先行して高架化しました。そして下り線も工事が進められていましたが、ようやく工事完了の日時が発表された形です。 新ホームは、かつてのホームより東側に150m移設され、いよいよスカイツリー直結の位置関係となります。 最終的には、北側の留置線もまるごと高架となる予定です。 なお、線路切り替えにともない、前日の3月1日夜は、19時20分ごろから終電まで、浅草~曳舟は運休となります。曳舟から押上駅(半蔵門線方面)へ向かう列車には影響はありません。
くるまのニュース編集部