なぜ呼ばれない!? 日本代表に招集したかった選手(2)上田がいないなら…。5大リーグで暴れるストライカー
FIFAワールドカップ26・アジア最終予選に臨んでいるサッカー日本代表は、15日にインドネシア代表戦に4-0と快勝し、グループCの首位を独走中だ。現在の森保ジャパンのレベルの高さは誰もが認めるところだが、一方で、ファンの間で「なぜ呼ばれない?」と議論の対象となる選手も存在する。今回は、日本代表に招集したかった選手をピックアップして紹介する。※成績は『transfermarkt』を参照。
FW:町野修斗(まちの・しゅうと) 生年月日:1995年9月30日 所属クラブ:ホルシュタイン・キール(ドイツ) 24/25リーグ戦成績:9試合4得点0アシスト 10月シリーズのサッカー日本代表は、イングランドのブラックバーンで結果を残した大橋祐紀が28歳で代表初選出となって注目を集めた。11月シリーズでは、上田綺世を負傷で招集できなかったため、大橋と同じようにヨーロッパで結果を残している町野修斗に声が掛かるのではないかと期待されたが、今回も招集されなかった。 町野は昨年7月に湘南ベルマーレからホルシュタイン・キールに加入。ドイツ1年目は2.ブンデスリーガ(ドイツ2部リーグ)で31試合に出場し、5得点6アシストを記録。クラブ史上初の1部昇格に貢献した。 2年目の今シーズンは、開幕戦で1得点を挙げると、第5節のフランクフルト戦では2得点を決め、大きなインパクトを残した。自ら突破を仕掛けることも、クロスに合わせることもできる万能型のFWで、得点パターンは豊富。上田不在の日本代表において試してみる価値があったかもしれない。 森保一監督は今回、小川航基と大橋祐紀のほかに、セルティックで活躍を続ける古橋亨梧を約1年ぶりに招集した。この決断は古橋の活躍を評価してのものだが、FIFAワールドカップ2026を見据えたチーム作りを進める上で、25歳の町野にも大きな伸びしろがあると期待できる。 所属クラブで引き続き好パフォーマンスを見せれば、再び代表招集される可能性は十分にあるだろう。しかし、エース不在という状況で、今回のタイミングは大きなアピールのチャンスだっただけに、町野自身としてはこの機会に呼ばれたかったのではないだろうか。
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