「パッと行動できない人」の残念すぎる”3大”NG思考 米国人ビジネスエリートの「ネガティブを消す」朝習慣
「先延ばし」は多くの人にとって悩みの種です。 「とにかく1分だけやる」「作業をできるだけ小さく分けてやる」「ご褒美を用意する」。 「先延ばし」を克服する本や、コツは世の中にあふれていますが、そのコツさえ実行するのを先延ばしにしてしまう! そんな方が多いのではないでしょうか。 そんな「ずぼら」だけど、変わろうとしている「マジメ」な人のために、禅という新たな視点から行動する技術をまとめたのが新刊『クヨクヨしない すぐやる人になる 「心の勢い」の作り方』です。 【イラストで簡単にわかる】すぐやる人になる、勢いのつけ方
著者である禅僧・精神科医の川野泰周氏と経営コンサルタントの恩田勲氏によると、マインドフルネスのルーツである禅には、「心を落ち着かせる」要素だけではなく、「心を勢いづける」モメンタムの要素も多く含まれていると言います。 「〆切前のレポート執筆」「転職」「結婚」など、心に勢いがある時、人は超行動的になります。そんな「心の勢い=モメンタム」を意図的に作り出す方法を紹介いたします。 以下では、「行動力を上げるモメンタムワーク」について解説します。
■「なんだかパッとしない」心に潜むもの 「やろうと思ってもイマイチやる気が出ない」 「仕事をはじめようにも、なんか嫌な気分になっている」 「なんだかこれからやることが空しく感じる」など気分がパッとしない、と感じることはないでしょうか。 「なんだかパッとしない状態」にある人に欠けているのは、心の勢い。 それを「自分を奮い立たせる力」と書いて自奮力(じふんりょく)と呼ぶこともあります。 なぜ、自分を奮い立たせることができないのでしょう。
おおむね次のような理由があると、私たちは考えています。 あなたは、次のパターンのいずれかにあてはまるでしょうか? ■気分が「パッとしない人」陥りがちな思考 パターン①「これ、一体何のため?」 → 夢や目標がない 「~したい」「~のためなら頑張る」と思える目標があると、人は自分を奮い立たせることができます。 それは生きるための指針であり、進むべき人生を照らしてくれるもの。 一見つまらない作業も「夢の実現に近づく」と思えば、苦もないでしょう。