木綿と絹ごしがあるよ 豆腐のゆるキャラ誕生 感触工夫したストラップ、さをり織りの技も駆使
京都府京丹後市久美浜町の障害者通所施設「かがやきの杜(もり)」が、豆腐をあしらったストラップ付き布人形「もめんくん」「きぬちゃん」を商品化した。固めの木綿豆腐と柔らかめの絹ごし豆腐の特徴が伝わるように感触を工夫した。 同施設を運営する社会福祉法人「久美の浜福祉会」(同町)では、就労継続支援B型事業施設「杜の散歩道」で利用者が豆腐を製造販売し、地元で親しまれている。 施設の職員が豆腐をイメージしたキャラクター商品を提案。刺しゅうが得意な30代女性と、さをり織りを担当する40代女性の利用者2人が中心となって試作を重ねてきた。 「もめんくん」はさをり織りの中に綿をしっかり詰めて「固めの木綿豆腐」を表現。「きぬちゃん」は綿をふんわりと入れて「柔らかめの絹ごし豆腐」の感触に仕上げた。 大サイズ(4センチ四方、600円)と小サイズ(3センチ四方、400円)がある。同市峰山町の商業施設「マイン」1階の「クリエイトショップくりくり」で取り扱っている。