【恋乃葉の恋するバス散歩】広電バス「三段峡線」第四弾 地元の名物“鮎最中”がうまくてエモい!安芸太田
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タレントの塚本恋乃葉さんと一緒にお届けしています、恋乃葉の恋するバス散歩。 広電バス最長の路線、三段峡線をサイコロ任せに気ままに旅するバス散歩も第4弾です。 今回は老舗の和菓子屋さんへ発車オーライ! 【塚本恋乃葉さん・河野アナ】<前回の様子> 「なんだ?」 「24」 「行き過ぎー」 「なんなんですか、もう!」 前回は地元の人、おススメの安芸太田町の観光スポット。 道の駅をめざしたものの…運任せのサイコロ旅なのであえなく通り過ぎ、加計山崎バス停へと到着。 しかし終点、『広島バスセンター』まではまだ果てしなく遠い道のりです。 【塚本恋乃葉さん・河野アナ】 「ありがとうございました」<バスを降りる> 「次の便」 「そうだそうだ」 「今1時15分、あ、もう次は3時45分」 「3時45分までない。2時間以上無い。じゃあ。歩きましょうか」 「行きましょう!」 「とりあえずこっちの方向です」 「はい」 2時間のバス待ちの間に取材できる場所を探して、加計の町の中心部へと向かいます。 【ヤクルトレディーさん・塚本恋乃葉さん・河野アナ】 「誰かいないかな」 「本当」 「あ、手を振ってくれてる。こんにちは」 「こんにちは」 「あ、ヤクルトさんだ」 「ありがとうございます。手を振ってくださって。もう私たちも行かなきゃと。 嬉しい」 「誰かなと思って。お客さんかなと」 「この辺でお勧めの見学できる場所だったり、食べ物だったりとかありますか?」 「私はヨコタさんの鮎もなかが好きですか?」 「最中」 「しかも鮎だって」 「鮎?」 「鮎の形した白あんの最中があるんですけど」 「へえー」 「この商店街まっすぐ行ってもらったら右側にあるんですけど」 「ありがとうございます」 「行ってみます」 「はい、ありがとうございます」 「すみません。お仕事中に」 鮎最中がおいしいというヨコタさんを目指して、加計本通り商店街へやってきました。 【ヨコタ製菓 横田さん・塚本恋乃葉さん・河野アナ】 「神楽の」 「神楽?あ、あそこの電灯の横のステンドグラスみたいなのかな」 「可愛い」 「向こう側また違う飾りですよ」 「本当だ。全部違う。ここ?炉端焼き…あ、あ。待ってこれ書いて。鮎最中って書いてる」「鮎最中」 「ここじゃない?」 「こんにちは失礼します。さっきヤクルトさんに横田さんの鮎最中が美味しいよって、お薦めって言われて来たんですけど」 「光栄です。ありがとうございます」 明治時代から100年以上、加計で和菓子店を営むヨコタ製菓。鮎最中は、80歳を超えるご主人が今も手作りで販売しています。店自慢の鮎最中を、さっそく見せてもらいました。 【ヨコタ製菓 横田さん・塚本恋乃葉さん・河野アナ】 「お客さんこの袋が可愛いらしい言うて下さるんですよ」 「はい。可愛い」 「こういうの若い子から見てどうなの?」 「今、今、本当にみんなこういうの?好きな感じの雰囲気を」 「なんかね可愛い。可愛いらしい言うてくれるんですよ、昔からこれなんですよ」 「本当にかわいいです。エモいし、写真に撮りたくなるような」 「エモい?」 「はははは」 「何て言うんだろう」 「言葉、エモい言うん?エモい言うんじゃね」 「味わいがあって、胸がキュンとなるみたいな」 「へー!光栄ですね」 「エモいです」 「ご縁があったんじゃけ食べてください」 「えー、ありがとうございます」 「どうぞ」 「あ、すごい冷たい」 「作ったら冷やさにゃ、紙に包まれんのんですよ」 「そうなんですね」 「うわー、かわいい」 「鮎」 「この細いシルエットが鮎っぽいですね」 「ずっしりですよ。中まで。はみ出ちゃうくらい」 「本当だ、はみ出てる」 「頭から。うん、おいしい。なんか最中の部分、薄くて食べやすい。 甘い美味しい」 「割とね、皆さん喜んでくださる」 「私もいただいていいですか?あー、この餡が冷たくなってるのがいいですね」 「冷凍のほうがいいという人もいますんでね」 「冷凍しても美味しそう」 「あんまり癖がないような特徴無しの…」 「そんなことない」 「私たちあんなにいっぱい食べてきたのにね」 「全然もう忘れてました」 「ねえ、食べられますね。おいしい」 「ありがとうございます」 加計の名物を堪能したあとは… 【塚本恋乃葉さん・河野アナ】 「時間も時間ですし、大きい数を出します。よいしょ!」 次回で三段峡線シリーズはついに最終回!ゴールのバスセンターはまだ遥か彼方…日没が近づくなか、たどり着いたバス停の先にあったものとは…。
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