ワトキンス、ソランケ、トニー…… EURO2024のイングランド代表メンバー入りをかけた “2番手ストライカー”争いも熾烈
ケインのバックアッパーは誰だ
6月にドイツで開催されるEURO2024。大会まではまだ時間はあるが、メンバー入りをかけたアピールはもう始まっており、各国の選手が所属するリーグで鎬を削っている。 中でも黄金世代とも言われ、各ポジションで熾烈なメンバー争いが予想されているのがガレス・サウスゲイト率いるイングランド代表だ。特に攻撃陣はタレント揃いであり、誰が選ばれるのかは早くも話題となっている。 そんななか、英『Daily Mail』が注目しているのはストライカーだ。ハリー・ケインが怪我等がなければ1番手であることが間違いないが、バックアッパーとなる2番手のストライカーのメンバー争いに注目している。 同メディアがそのポジションを争う選手に挙げたのがオリー・ワトキンス、イヴァン・トニー、ドミニク・ソランケ、カラム・ウィルソンだ。 ワトキンスは今季好調なアストン・ヴィラで公式戦29試合で14ゴール10アシストをマークしており、ケインのバックアッパーとして十分な成績を残している。そしてソランケも今季公式戦23試合で13ゴール1アシストをマークしており絶好調。同メディアは現段階の活躍では、この両者が争うのではないかと予想している。 ウィルソンは今季、開幕から9試合の出場で7ゴールを奪う最高のスタートダッシュを見せたが、度重なる負傷離脱もあり、それ以降はカラバオカップの1ゴールに留まっている。またトニーは21日のプレミアリーグ第21節で出場停止処分明け初出場を飾った。いきなりゴールを決める活躍を見せており、ここから昨季のようなインパクトを残すことができるかどうかによるだろう。 9番タイプはケインのみにし、偽9番の役割もできるウインガーを多く選出する可能性もあるが、いずれにせよシーズン後半戦でどれだけゴールを決めることができるかが、ストライカーにとっては大きな判断基準となるだろう。 好調なワトキンスやソランケがこのまま好調をキープするのか、ウィルソンやトニーが巻き返しを図るのか、はたまたエディ・エンケティアら他のストライカーたちが爆発を見せるのか注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部