退場を咎めるギュンドアンの発言に…アラウホ「考えは胸にしまっておく。尊重すべき規範がある」
バルセロナDFロナルド・アラウホは、チームメイトであるMFイルカイ・ギュンドアンのコメントに反応している。 【動画】大きな話題となったアラウホの退場シーン チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグで、パリ・サンジェルマン(PSG)と対戦したバルセロナ。敵地でのファーストレグを3-2で制していた中、ホームでの第2戦でも12分にハフィーニャのゴールでリードを奪う。しかし29分にアラウホが一発退場となって数的不利に陥ると、その後4失点。1-4で敗れ、2試合合計スコア4-6で敗退が決まった。 そして試合後、ギュンドアンは「すべては僕らの手中にあったが、最もシンプルな方法でPSGに譲ってしまった。それが本当に残念だ」としつつ、アラウホの退場に言及。「あれがファウルならば退場は妥当だと思う。リプレイを見ていないので彼がボールを捕らえていたかはわからないが、こういった重要な瞬間は確実にボールを奪わないと。それができない場合は距離を取る必要がある。プレー時間がまだたくさん残っている時に10人なってしまったのは、文字通り僕らを殺してしまった」と語っていた。 ギュンドアンが公の場で語ったこの発言は、スペインで大きな話題となっていた。そしてこのコメントについて意見を求められたアラウホは、「自分の考えは胸の中に留めておきたい。ロッカールーム内には規範や価値観があり、それらはリスペクトされなければならない」とコメント。また「ギュンドアンはそれらの規範を犯したのか?」と問われると、「この質問にはすべて答えたと思う」と回答している。『The Athletic』が伝えた。 なおアラウホのファウルについて、GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンは「アラウホのミスとは言いたくない。彼はボールを追っていたからね。だが、あそこで主審がファウルを与えればレッドカードになる。あの瞬間にすべてが変わった」と語っていた。