熊本競輪場リニューアル内覧会 地元住民がスタンド、バンクを見学 お披露目楽しむ
熊本競輪場再建記念内覧会が熊本競輪場で行われた。 内覧会では大西一史熊本市長が「熊本地震でメインスタンドの天井崩落などの被害があったが、地域経済やアマチュアスポーツの発展に寄与するとともに、地域防災や地域コミュニティーの拠点として競輪事業、熊本競輪場の存続意義があった」と説明。 さらに「全国各地の皆さんの多大なるご支援があって今日があり、近隣住民の皆さまのご理解、ご協力とともに、こうしてリスタートすることができる。災害を乗り越えて復興を果たした競輪場を多くの皆さまに活用していただけたら。そして災害が起きた際は命を守る拠点として長く親しんでいただける施設として役割を果たしていきたい」とあいさつした。 備蓄倉庫の設置に加え、車中泊も可能な駐車場エリア作成も進めており、地域防災の側面もアピールした。 関係者によるテープカット後は近隣住民などが改築されたメインスタンドや、新たに400メートルバンクに生まれ変わった走路を見学して、復興した熊本競輪場のお披露目を楽しんだ。