衆院選あす投開票 沖縄県内16候補、最終盤の攻防<衆院選2024沖縄>
第50回衆院選は27日、投開票される。沖縄県内4選挙区は前職7人、元職1人、新人8人の計16人が激戦を展開している。各候補者は選挙区内を奔走し、支持固めを図るとともに勝敗の鍵を握る無党派層への浸透に全力を注ぐ。選挙期間最終日となる26日、候補者はそれぞれ選挙区内の交差点や選挙事務所などで「打ち上げ式」を開き、有権者に最後の訴えで投票を呼びかける。竹富町では26日に繰り上げ投票が行われる。 【ポチッと分かる】候補者はどんな人?
今衆院選は9日の解散から投開票日まで18日間の超短期決戦となっている。米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設問題や沖縄振興、物価高対策などが主な争点。自民党派閥の裏金問題への対応を巡っても舌戦が繰り広げられてきた。発足後わずか8日で衆院を解散した石破茂政権への信任に加え、約3年間続いた岸田文雄前政権への評価も焦点となる。 選挙戦最終盤の「三日攻防」の中日となった25日、各候補者は早朝からの手振りを皮切りに、選挙カーでのスポット演説や地域回りなど精力的に動いた。時折、激しい雨に見舞われながらもそれぞれの政策を熱弁し、支持を訴えた。 (’24衆院選取材班)
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