「かったーい、口元…」特徴的な口部は、釣れるだけじゃない。1個持ってるとフィールドの地形把握にめっちゃ役立つ。
T.O.Y.2023で上位に選ばれたルアーの使い方を深掘りしていくこの企画。定番的な用法だけでなく、裏技やワンステップアドバイスなどを紹介する。まずはハードベイト部門のトップ5のルアーからゴー! 【画像】「特徴的な口部がキモ…!」TN60のスペックと価格はこちら
TN60(ジャッカル)
低重心化を促進するO.M.S.(アウトメタルシステム)が最大の特徴で、TNシリーズとしては50~80までの5サイズが存在。中でも岸釣りだろうとボートだろうと、あらゆるシチュエーションでバランス良く使える「60」が、いわば『黄金律』サイズなのだろう。
地形変化を舐めるように引く巻き落とし&巻き上げ
◆水野浩聡(みずの・ひろあき) 明るいキャラクターとわかりやすい解説で人気のプロアングラー。バイブレーションやトップ、ライトリグまでオールマイティに釣りをこなす。 水野「去年の秋ごろにリザーバーでよく釣れたのが、ブレイクや岩盤エリアにキャストして、地形変化に合わせてフォールさせながら巻いてくる巻き落としのテクニック。フットボールジグを落としていくような釣りですね。 ルアーが手前に来たら、今度は巻き上げで地形をなめていくんです。平らな地形をただ巻いてくるんじゃなくて、急深なエリアの壁部分をバイブレーションで攻めることで、まだまだ獲れる魚は多いと実感しました。 ちょっと難しいですが、この釣りはフィールドの地形を知ることもできるし、ワームでは反応しない魚も釣れるので、ぜひ試してみてください」 ▼使用タックル ロッド:ポイズンアドレナ1610M(ジャッカル×シマノ) リール:メタニウムHG(シマノ) ライン:レッドスプール14lb(ジャッカル)