中日・福谷、日本ハム決断に岩本勉さん「まずビックリした」「僕はパ・リーグ不人気時代を経験したんで」パの魅力は「どんどん増している」
日本ハムで投手として活躍した岩本勉さんが24日、自身のYouTubeチャンネルに動画を新規投稿。福谷浩司投手が中日からFAで日本ハム入りを決めたことを巡り、セパ両リーグの人気の変化を指摘した。 残留を望んだ中日、ヤクルトのセ・リーグ球団との争奪戦を日本ハムが制したことに、岩本さんは「まずビックリしたのが、競合かかったときにファイターズがFAを宣言した選手を獲得できる。これってファイターズの魅力、パ・リーグの魅力がどんどん増しているということ」とコメント。「かつて宣言したら、人気セ・リーグ球団に行くことが多かったFA事情なんですけど、その後にソフトバンクや、ライオンズやいうて手を挙げたところに交渉を重ねて、見合った条件があるとセ・リーグからでも入団する選手が増えてきた」とセに移籍するケースが目立った過去のFAからの変化を挙げた。 その背景については「セパの人気にすごく差があった時代が実際あったけど、もう今あんまりそれが存在しない。地域やチームを12球団フラットに選択できるようになった」とし、各地のファンの熱心な応援の影響があると分析。「僕はパ・リーグの不人気リーグ時代を経験してたんで、こんな日が来るとはと」と日本ハム時代の経験を踏まえて語った 「昨今のパ・リーグの選手たちが世界大会でも活躍し、メジャーでも活躍し、パ・リーグの各球団の育成方針などが認められ、負けてたまるものかとセントラルリーグのチームも力を入れて、いま12球団が野球選手を育てる、野球選手の地位を高める、人を育てながらアスリートを育てるというスタンスをしっかり持っているところに、どのチームでも条件が合えば入団できるという現実が現れたと思う」と解説した。
中日スポーツ