加藤未唯/ シュアイ組、地元ペアに完勝で芝大会8強へ<女子テニス>
ロスシー・クラシック
女子テニスのロスシー・クラシック(イギリス/バーミンガム、芝、WTA250)は18日、ダブルス1回戦が行われ、加藤未唯/ ザン・シュアイ(中国)組がS・グレイ(イギリス)/ T・ムーア(イギリス)組を6-2, 6-3のストレートで破り、初戦突破を果たすとともにベスト8進出を果たした。 【アルカラスらシンチ・チャンピオンシップス組合せ】 29歳の加藤は現在ダブルス世界ランク31位。全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)ではN・キチェノック(ウクライナ)とペアを組み出場し、3試合に勝利して8強入りしたものの、準々決勝でC・ガウフ(アメリカ)/ K・シニアコバ(チェコ)組に屈し敗退していた。 その後、芝シーズンに移行し今大会が芝サーフェス初の大会出場となった。今大会は35歳のシュアイとペアを組んでいる。 この試合、加藤/ シュアイ組はファーストサービスが入ったときに93パーセントの高い確率でポイントを獲得するなど1度も相手ペアにブレークポイントを与えない完璧なプレーを披露。リターンゲームでは12度のブレークチャンスを創出し、そのうち3度ブレークを奪って57分で完勝した。 準々決勝では第2シードのG・ダブロウスキ(カナダ)/ E・ルートリフ(ニュージーランド)組とG・ミネン(ベルギー)/ H・ワトソン(イギリス)組のどちらかと対戦する。