老後のための貯金は無駄?多くの人が「老後資金2000万円」では足りないが…20代が“本当にやっておくべきこと”【税理士が解説】
多くの人が「とりあえず貯金」をする理由
老後のための貯金は必要ありません。とくに、20代では過度な貯金をする必要はないのです。貯金をするくらいなら、使って、経験や体験に変えていったほうが後々の人生において財産となります。 まして、老後のために貯金をして、いまそのお金を使えないのであれば、あなたは老後のためにいまを生きていることになります。そんな無機質な生活は自分らしい人生とは言えないのではないでしょうか。 老後の備えは、貯金以外の方法でしっかりとおこないつつも、老後の生活はまた老後が差し迫ったときに考えましょう。 時代は、いまから想像ができないほど、技術も考え方も働き方も変わっているでしょう。そんな不確定な未来よりも、いまとちょっと先の未来をどれだけ充実させるかを考え、お金を配分していきましょう。 なお「貯金をしておけばいい」というのは、ひと昔前の古い常識です。いまの時代、その選択はお金の知識がある人からすれば、むしろ非常識な行動です。 多くの人が「とりあえず貯金」をするのは、それが正解だからではなく、その方法しか知らないからです。知識がないからこそ、取らざるを得ない選択になってしまっているのです。それでは損をしてしまいます。 貯金をすることで損をしてしまわないためにも、現代の貯金の常識を学び、正しい貯金の考え方を身につけていきましょう。 安江 一勢 税理士
安江 一勢
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