もしもアイが死ななかったら…アニメ【推しの子】別の世界を何度も願い続けた号泣アクアが切なすぎる
いつもクールな星野アクア(CV:大塚剛央)は、本当は誰よりも深い悲しみを抱えたキャラクターだ。アニメ【推しの子】第20話で描かれた“アイ(CV:高橋李依)が死ななかった、もしもの世界”が涙を誘う。 【映像】もしアイが生きていたら…な世界(6分31秒ごろ~) 先日、4年半に渡る連載に幕を下ろした、赤坂アカ氏と横槍メンゴ氏による累計発行部数2000万部を超える人気漫画【推しの子】。2023年にアニメ化されると、YOASOBIによるOP主題歌「アイドル」とともに大ヒットを記録した。2024年7月からはアニメ第2期が放送され、終了と同時に第3期の制作も発表されている。物語は、産婦人科医のゴロー(CV:伊東健人)が、大好きなアイドルであるアイ(CV:高橋李依)の息子・アクアに転生したことから大きく動き出す。 アクアは、伝説のアイドルであるアイの隠し子で、アイの熱狂的ファンだった産婦人科医・ゴローの生まれ変わりでもある。前世の記憶を持つアクアは、アイを殺した黒幕を探すべく、芸能界へと足を踏み入れた。 舞台『東京ブレイド』に出演することになったアクアは、強く感情を出す演技に苦戦していた。演技に楽しさを感じると、アイを救えなかった罪悪感が沸いてきて、パニック発作を起こしてしまう。そんな弱点を抱えるアクアが選んだのは、心の傷さえも演技に利用することだった――。 いよいよ『東京ブレイド』の舞台が開幕。第20話で、アクアは迫真の演技を見せながら、過去を思い出していた。「何度だって都合の良い夢を見たよな。何かの物語みたいにご都合主義の奇跡でも起きたらって。あのとき、アイを救えていたら……」とアクアの頭の中に広がるのは、アイがストーカーに刺されたときのことだ。アクアの想像の中で、アイは、「私はこんなんじゃ死なないよ」と明るく笑い、彼女の胸に抱かれて幼いアクアは泣きじゃくるのだった。 もちろん、これはアクアが想像した“もしもの世界”に過ぎない。しかし、クールな復讐鬼である彼の願いに涙したファンは多かったようで、「涙止まらん」「頭痛いくらい泣いた…」「号泣したし涙枯れるかと思った……」といった反響が寄せられた。また、「ファタールの歌詞まんまの展開で涙ちょちょぎれたな」「ファタールってこの世界観を余すことなく表現してるなー」という声もあり、第20話を視聴後、GEMNによるOP曲「ファタール」の歌詞をあらためてチェックしてみるのもいいだろう。 (C)赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会
ABEMA TIMES編集部