大手、7月のビール類販売1%減 増税の「第三」苦戦
ビール大手4社は14日、7月のビール類販売数量を発表した。キリンビールなどの推計によると、市場全体では前年同月比1%減となった。昨年10月の酒税改正で減税となったビールの販売は好調だったものの、増税となった第三のビールが苦戦した。 メーカー別ではキリンが4%増、サントリーが5%減、サッポロビールが2%減だった。金額ベースのみ公表しているアサヒビールは2%減だった。 主力ブランド別の販売数量はアサヒの「スーパードライ」が4%増だった。キリンの「一番搾り」は1%増で、サントリーは「ザ・プレミアム・モルツ」が1%増。サッポロの「黒ラベル」は15%増となった。