西岡良仁 逆転負けでマイアミOP初戦敗退、ラッキールーザーのチャンスいかせず<男子テニス>
マイアミ・オープン
男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は20日、シングルス1回戦が行われ、ラッキールーザーで出場した世界ランク71位の西岡良仁は同63位のF・コボッリ(イタリア)に6-1,1-6,4-6の逆転で敗れ、初戦敗退となった。 【錦織らマイアミOP組合せ】 28歳の西岡は今大会予選から出場。予選決勝で世界ランク132位のE・ナヴァ(アメリカ)にストレートで屈したものの、本戦に欠場者が出たためラッキールーザーで本戦入りとなった。 1回戦の第1セット、西岡はコボッリに1度もブレークを与えないプレーを見せると、リターンゲームでは2度のブレークに成功。圧倒して第1セットを先取する。しかし第2セットではサービスゲームでわずか6ポイントしか取れず第1セットとは逆の展開でセットカウント1-1に追いつかれた。 ファイナルセットは互いに譲らず終盤へ。ゲームカウント4-4で迎えた第9ゲームで西岡はブレークを許すと、コボッリのサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームをラブゲームでキープされ、1時間52分で力尽きた。 勝利したコボッリは2回戦で第30シードのC・ノリー(イギリス)と対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のため、ノリーはこの試合が初戦となる。 同日には世界ランク78位のダニエル太郎も1回戦に登場したが、同42位のJ・ドレイパー(イギリス)にストレートで敗れ初戦敗退となった。