エアコン試運転、お早めに 夏の修理は数週間待ちも
エアコンの使用が本格化する夏を前に、メーカー各社が試運転をするよう呼びかけている。例年「暑くなって動かしたら故障していた」との相談が後を絶たず、7月前後の修理や設置工事では数週間待つケースもあるためだ。今年の夏も全国的に猛暑が見込まれ、各社は「熱中症予防のためにも、6月前半までにチェックを」としている。 今年の夏も全国的に猛暑 気象庁「十分な熱中症対策を」
ダイキン工業によると、試運転の手順はまず冷房の設定温度を最低にして10分ほど運転。冷風が出ているか、異常を示すランプが点滅していないかを確認する。そのまま30分ほど運転し、屋外の配管から水が出ているのを確認する。 担当者は「7~8月の点検依頼は4~5月の約3倍」と話す。