大谷が契約したドジャースは24年4月29日にダイヤモンドバックスと対戦する。(C)Getty Images

　大谷翔平は10年7億ドル（約1020億円）でロサンゼルス・ドジャースと契約した。年平均7000万ドル（約102億円）の年俸のうち6800万ドル（約99億円）が後払いとなり、契約期間中に手にするのは年間わずか200万ドル（約2億9000万円）。残りは契約期間終了後の2034年から10年間にわたって無利息で受け取るという。 【PHOTO】「優勝だけを目指す」大谷翔平が栗山監督との記者会見でWBCへの意気込みを力強く宣言！ 　大谷を巡る歴史的争奪戦が幕を下すと、各メディアは大谷とドジャースの契約について、各球団の首脳に感想を聞いて回ってるようだ。12月12日には、アリゾナ・ダイヤモンドバックスのオーナー、ケン・ケンドリック氏が、獲得したエデュアルド・ロドリゲスの会見に登場。その場で大谷についての質問が飛び出した。 　ケンドリック氏はまず、「ドジャースはルールを悪用したわけではなく、規則に従って契約した」と語り、続けて「オオタニは素晴らしい偉大な選手だ」と称賛。大谷のような選手をチームに加えたいかと聞かれると、「もちろん。誰だってそう思うだろう。彼との対戦が楽しみだ」と返答した。 　ダイヤモンドバックスはドジャースと同じナ・リーグ西地区の球団だ。24年のレギュラーシーズンは、現地4月29日から5月1日の3連戦で顔を合わせる。 構成●THE DIGEST編集部