長友佑都選手の専属シェフが教える超回復レシピ「スタミナ豚しょうが焼き」の作り方
これまでプロサッカー選手である長友佑都さんを中心に、さまざまなアスリートの食事をサポートしてこられたアスリート専属シェフ・加藤超也さん。 【写真】サッカー長友佑都選手に料理を振る舞う、アスリート専属シェフ・加藤超也さん 日頃からさまざまな食事方法やトレーニング、ヨガをとり入れ、食べたもので体を根本から改善しようと取り組む長友選手の姿に感銘を受け、「この方をサポートしたい」と強く思ったことから、SNSでDMを送ったところ、なんとその翌日にはご本人から返信が……! とんとん拍子で話が進み、その数ヵ月後にはイタリア・ミラノで専属シェフとしてのキャリアがスタート。各国でのサポートをはじめ、日本に帰国した現在も週に数回、食事提供をし、今では気づけば8年目のお付き合いと言います。 「シェフと出会ってカラダが変わった、今がいちばん動ける」 そう長友さんをも唸らせる加藤シェフの、これまでのノウハウが詰まった書籍『今日もお疲れさま! 超回復めし』(主婦の友社)には、栄養学に基づいた「超回復めし」がなんと55品も掲載されています。 そこで今回FRaU webでは特別に、本書からとっておきのレシピを3回に分けてご紹介。1回目となる今回は「スタミナ豚しょうが焼き」の作り方をご紹介。また「疲れない体」を目指す上で必要なアプローチについても抜粋のうえお届けします。ぜひ試してみてください。 加藤超也(かとうたつや) 株式会社Cuore所属。2016年、長友佑都選手の専属シェフに就任。同年から世界各国に同行し、食事の提供やアドバイスを通してサポート。サッカーのみならず多くの競技のトップアスリートのサポートを行っている。2020年から無添加・化学調味料・保存料不使用のプレミアム・ポタージュ「THE POTAGE」をプロデュース。レシピ監修に『長友佑都のファットアダプト食事法』(幻冬舎)、著書に『食べて脂肪が燃える魔法のレシピ』(幻冬舎)。
たんぱく質×良質な脂=「疲れない体」
「最近、気持ちに体がついてこないんだよ。ちょっとした段差にもつまずく」 それ、食を変えれば改善の余地ありです。 ポイントはたんぱく質を適度にとること、質のいい脂質をとるため油の種類を見直すこと、まずはこの2つ。では具体的にどう意識すればいいかご紹介します。 たんぱく質を多く摂取! 魚や肉、大豆食品に多く含まれるたんぱく質は免疫機能の維持に欠かせません。ただし、偏って摂りすぎると腸内環境を悪化させおなかの調子を崩す原因にもなるため、副菜として野菜や海藻もいっしょに食べるよう心がけてくださいね! 朝たんぱくはもっといい! 3食バランスよくたんぱく質を補うことがいいのですが、実際は朝食の摂取量が少ない人も多い。また1日を通して摂取量が同じであっても、朝に十分にとれている人のほうが筋肉量アップに効果的なんです。まずはゆで卵を1個足すでも、納豆を1パック食べることから始めて見てもいい! ぜひ朝食にたんぱく質をとるよう実践してみてください。 \注目の高たんぱくフード/ ▶︎大豆ミート 肉や魚が苦手、動物性の油を避けたい人にすすめたいのが大豆ミート。ひき肉がわりに使って無理なくたんぱく質を摂取できます。昨今は体重コントロールの一環として、アスリートの間でも食べる人が増えているとか。特に下処理せずに使える商品も多数あります。 次から早速レシピをご紹介!