【バレー女子】宮部藍梨 途中出場で流れ変えるも「勝ててない」カナダに逆転負けで五輪切符お預け
◇ネーションズリーグ女子1次リーグ福岡大会 日本2-3カナダ(2024年6月13日 ネーションズリーグ女子1次リーグ福岡大会) 【写真】最終セットまでもつれるも、カナダに敗れ、観客の声援に応えながら引き揚げる古賀紗理那(左)ら(撮影・平嶋 理子) バレーボールのネーションズリーグ女子1次リーグ福岡大会が行われ、世界ランク6位の日本は同10位のカナダと対戦。2-3(25-23、25-22、20-25、21-25、14-16)で逆転負けを喫した。勝てば6大会連続五輪出場を確実にしていたが、この試合では決められなかった。今大会の通算成績は7勝3敗となった。 第1セットの途中から出場した宮部はBクイックやブロックなどで流れを変え、8得点と奮闘。「途中から入って流れを変えることはできたと思うが、試合に勝てていない。流れを変えるだけでは十分ではない」と悔しがった。 2セット先取も、3セット目からはカナダペース。高さとパワーに押され、「終盤に相手に凄い押されてしまった。高い打点からのバックローに対応できなかった部分はチーム全体としてある」と反省した。 「勝てなかったことには理由がある。今日の敗戦から学べればいいと思う」と切り替えた25歳。15日セルビア戦に向け「あと2試合あるので気持ちを切らさずに、全員で勝ちに向かっていきたい」と先を見据えた。