『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの作者で漫画家の荒木飛呂彦さんが29日、『大阪駅西側地区アートプロジェクトWARP(ワープ)発表セレモニー』に登場。パブリックアート作品制作のオファーを受けた際の心境を語りました。 【画像】荒木飛呂彦、パブリックアート作品に描いた7体のスタンド選定理由

荒木飛呂彦さん制作のパブリックアート作品

大阪駅西側エリアにアート作品を展示するプロジェクト『WARP（WEST ART PROJECT）』の一般公開に先立って行われた、このセレモニー。荒木さんは、ステンドグラスを使用した円形のパブリックアート作品を制作しました。 今回のオファーについて荒木さんは「昔、大阪駅に“噴水小僧”というモニュメントがありまして、今は博物館で眠ってる、それを新しい形で復活させたいと。再生するとかそういうのですごくいいな、素晴らしいなと思って。あまりこういうパブリックの仕事もない。貢献できたらというので本当に光栄に思いました。一生懸命、描かせていただきました」と、パブリック作品の制作オファーを喜びました。

■円形の作品制作は「難しい」

円形の作品制作の難しさを語る荒木飛呂彦さん

また、今回の作品で難しかったポイントを聞かれると、荒木さんは「漫画って四角い紙に描いてるんですね。今回は円にしてくれと。丸い形にしてくれって言われて。でも、逆に円の方が無限のイメージがありますので、こういう形の絵もあるんだなと。そういうときに構図がやっぱり難しいというか。どこに配置するかとか、それが難しかったです。こういう円の絵なんてあまり描きませんね」と、円形の作品を作る難しさを語りました。