【陸上】資生堂の木之下沙椰が競技引退「応援本当にありがとうございました」 神村学園高では全国高校駅伝優勝に貢献
12月1日、資生堂は木之下沙椰が11月30日をもって現役引退したことを発表した。 木之下は鹿児島県出身。小学生からクラブチームで陸上を始め、伊集院北中で本格的に長距離に挑戦。中学時代は3年次の九州大会800m出場の実績を残している。神村学園高では1年から駅伝メンバー入りを果たし、18年全国高校駅伝では4区を務めて区間5位。チームの全国優勝にも貢献した。翌年は3000mでインターハイにも出場。3年の鹿児島県高校駅伝では、チームとして今も高校国内国際最高として残る1時間6分04秒のタイムをマークした。 「トップレベルのチームで多くのことを学んだ」木之下の引退コメント全文 資生堂入社後は21年のU20日本選手権で3000m7位に入賞し、5000mでも9位に入っている。 木之下はホームページを通じて「トップレベルのチームで、競技はもちろん社会人として多くのことを学ばせていただきました」とコメントし、「思い描く結果が出せず、皆さまに恩返しすることができなかったことが心残りですが、このタイミングで次の美容関連への目標に向かいたいと思い、今回このような決断に至りました。たくさんの応援本当にありがとうございました」と新たなの道へ歩み出すことを明らかにした。
月陸編集部