<高校野球速報>清宮、左手親指を痛めながら2試合連続本塁打!
第97回全国高校野球選手権大会の準々決勝が17日、甲子園で行われ、第一試合では、早実(西東京)が九州国際大付(福岡)と対戦したが、注目の怪物1年生、清宮幸太郎が、2-0で迎えた4回に2試合連続ホームランを放った。 快音と共に低い弾道を残した打球がライトスタンドへ消える。2-0で迎えた4回。先頭打者として打席にはいった清宮は、九州国際大付の右腕、野木が投じた初球をコンパクトに振った。130キロの変化しなかったツーシーム。どよめきと共にライナーで2試合連続となる2号が、ライトスタンドに放り込まれた。 実は、一回二死走者なしで迎えた第一打席では、止めたバットにボールが当たってピッチャーゴロになったが、その際、左手の親指の付け根を痛めてしまい、その治療のため、2回の守備につくことが遅れた。怪我を抱え万全ではなかったはずが、この打棒。甲子園での清宮の進化が止まらなくなってきた。 PL学園の1年時に決勝まで進んだ清原和博も本塁打は1本しか打てなかったが、清宮は、清原伝説も越えてしまった。