【NFL】「浮き沈み」はあったもののビルズ時代に感謝し、テキサンズへの加入に満足するWRディッグス
バッファロー・ビルズからヒューストン・テキサンズにトレードされた後に初めて臨んだ取材で、ワイドレシーバー(WR)ステフォン・ディッグスは倫理的に正しい発言をした。
ディッグスはビルズ時代にキャッチ445回で5,372ヤード、タッチダウン37回を記録し、何度もプロボウルに選出されている。ビルズで過ごした時間に感謝の意を表したディッグスは、クオーターバック(QB)ジョシュ・アレンが自分との関係において取り組んでいたことを評価した。そして最終的に、どこからうまくいかなくなったのかを説明している。
現地4日(火)、ディッグスはプロボウルに2度選出された経歴を持つビルズのQBアレンについて「彼は俺のキャリアにとって欠かせない存在だった」とコメント。
「ミネソタ(バイキングス)を離れたとき、俺は良い選手だった。でも、常に物足りなかった。自分はもっと優れている、もっと優れた選手になれるって感じていた。そのときまではずっと“一か八か試してみて、自分に賭けてみよう”と思っていた」
「バッファローに着いたとき、今もそうだけどジョシュは俺の相棒になった。みんな、そこがどうなっているかをあまり理解していない。彼は心から俺を受け入れてくれた。彼は“南部のおもてなし”の心を持っていた。俺たちはたくさんの時間を一緒に過ごしたし、彼がいなかったら、俺はここにいないだろう。あいつのことは大好きだから、みんなは俺の代わりに彼にハグとキスをしてほしい」
ディッグスが本当の意味で才能を開花させたのは、ビルズ時代だった。ビルズでの4シーズンで、ディッグスはバイキングスでの5年間の通算記録を上回っている。しかし、ディッグスの退団は以前から予想されていた。ビルズがプレーオフで勝ち進み、スーパーボウルへの切符を手に入れることに繰り返し失敗していたことに不満を示していたディッグスは、2023年に参加必須のミニキャンプを一時的に欠席。それにより、チーム内部で問題が生じ、アレンはチームメイトのために質問に答えることを余儀なくされた。