年齢でみる選挙 投票と立候補の年齢ルールなぜ違う?【#みんなのギモン】
■2021年衆院選 投票率は20~24歳が最も低い
実際に、若者の選挙への関心は低いのが現状です。2021年の衆議院選挙では、20歳~24歳の投票率が33.64%で最も低いという結果に。 この背景について、安野修右専任講師は、「若者は、選挙という媒体自体がつまらないものだと判断している」ことにあるといいます。 日本大学法学部・安野修右専任講師 「仮に“推したい”政治家がいても、SNSで発信するには多くの複雑なルールがあるため“推す”行為をするハードルが高い。おもしろいと思えないことに若者はコミットしないのでは」
■選挙は「一番ハードルが低い政治参加」
その上で、安野専任講師は選挙が「一番ハードルが低い政治参加のひとつ」だといいます。 日本大学法学部・安野修右専任講師 「民主主義決定において、表明されない意見が反映されることはない。自分の意見が反映されてほしい、実行されてほしいということが少しでもあれば、まずは選挙に参加してもらえれば」
「国会議員の定年」についても取材しています。 ▶年齢でみる選挙 国会議員に定年ってないの? (https://news.ntv.co.jp/category/politics/4599eaf2674e4696902c5e4cf0d8de31) ◇ 【みんなのギモン】 身の回りの「怒り」や「ギモン」「不正」や「不祥事」。寄せられた情報などをもとに、日本テレビ報道局が「みんなのギモン」に応えるべく調査・取材してお伝えします。(日テレ調査報道プロジェクト)