＜高松宮記念杯競輪前検＞古性　優作（撮影・後藤　正志）

　令和6年能登半島地震復興支援競輪、大阪・関西万博協賛「第75回高松宮記念杯競輪」（優勝賞金4790万円）が11日、岸和田競輪場で開幕。初日は東西の一次予選1が行われ、12Rは大会2連覇中の古性優作が主役を務める。11Rは深谷知広が力の違いを見せつける （東11R）深谷知広　パワーでリード 　深谷がパワーでリード。先行型の高橋晋に先手を許しても強烈に巻き返し最終バックでは先頭に立つ。上昇岩本がピタリ続き迫る＜5＞＝＜2＞が軸。内藤が3番手。 　坂井の捲りに威力。深谷が脚力をロスする展開になれば脚をためて大外を伸び切るか。杉森がマークの＜9＞＜1＞は注目。高橋晋が積極駆けに。続く竹内と大槻が展開有利に浮上を図る。 　＜1＞杉森輝大　調子は上がって調整もできた。坂井君の後ろ。 　＜2＞岩本俊介　前回が終わってからいつも通りに練習を。深谷君。 　＜3＞大槻寛徳　疲れを取ってきて一時期よりも上向きに。北日本3番手。 　＜4＞高橋晋也　順調に来ています。深谷さんとの対戦は緊張する。自力。 　＜5＞深谷知広　ずっと良くない感じで現状も変わらない。自力。 　＜6＞恩田淳平　前回失格の分も気持ちを入れて。関東ライン3番手。 　＜7＞竹内智彦　状態は問題ない。高橋君へ。何回も連係しています。 　＜8＞内藤秀久　今回は新車で感覚もいい。良くなっています。南関3番手。 　＜9＞坂井洋　疲れが抜けるように質の高い練習をしてきた。自力。 （西12R）古性優作　全てが充実 　古性は前回函館記念Vで、今大会へ向けての練習もバッチリ。心技体全てが充実している。自力の伊藤、取鳥の動きをニラみド迫力の捲りを決める。南、村上のガードは確か。＜1＞＜5＞＜7＞の人気サイドで決着か。 　取鳥が前回全プロ記念で2勝と好調。会心駆けを決めると続く岩津が台頭へ。伊藤の仕掛けでマークの山田英が脚をためて伸びるか。 　＜1＞古性優作　計画的トレーニングでケガもなくしっかり準備できた。自力。 　＜2＞岩津裕介　前回はイマイチでしたがしっかり修正してきたつもり。取鳥君。 　＜3＞伊藤颯馬　コマ切れ戦の方が良かった。状態的には悪くない。自力。 　＜4＞園田匠　体は大丈夫。日に日に良くなってくれれば。九州3番手。 　＜5＞南修二　準備は大丈夫です。古性君。 　＜6＞桑原大志　前回はひどかったが直前では戦える感じに。岡山勢へ。 　＜7＞村上博幸　前回で課題を見つけてやれることはやってきた。近畿3番手。 　＜8＞取鳥雄吾　いつも通りに練習を。状態自体もいいし流れもいい。見せ場をつくれるように。自力。 　＜9＞山田英明　体の感じは悪くない。乗り込んできて上向きに。伊藤君。