【競歩】フォーム改善と体幹の強化でつかみ取った自己ベスト 中島壮一朗くん(舟入高校陸上競技部)
広島県内の夢や目標に向かって頑張る子供たちを応援する番組『夢キラリ』 今年10月に行われた国民スポーツ大会の陸上競技少年男子共通5000m競歩で準優勝に輝いた舟入高校陸上競技部3年中島壮一朗くんにインタビューしました。 ―今大会はどうでしたか?― 自分としては高校生で最後の試合になるので、楽しくやろうっていう気持ちの方が強かったです。レース序盤に1位になった山田選手が飛び出したときはインターハイのときと同じような感じのレース展開かなと思ってたので、最初は後ろから状況を伺っていました。 相手の隙を見つけてそこに切り込んでいくというスタイルをメインとして戦ってきたので、今回もそれを貫こうと思っていました。ただ、思ったよりも先頭選手のペースが落ちてこなくて頑張って順位を上げていきましたが、抜き切ることができなかったっていう感じです。 高校3年の最後に集大成として自己ベストを出して終われたっていうのは嬉しかったので、2位だけどちょっと満足した感じはあったのかなと思います。 ―継続して取り組んでいるトレーニングは何ですか?― 一番頑張ったのはフォームを改善することです。一歩一歩強く出せればスピードも乗るし、全体的な体幹の質とかを上げれば、少ない労力で前に足を運べるし身体全体をまっすぐ保ったまま歩くことができます。 そうすれば足が浮くこともないし、膝が曲がることもないので、意識してやってきました。大学でも続けたいし、大学でもトップを狙って頑張っていきたいと思っています。 ―常に心にとどめている夢キラめく言葉は何ですか?― 「人に応援される選手になれ」で顧問の佐伯佳祐先生からいただいた言葉です。 陸上ってどうしても速さを競うっていうところはあるし、それは重要なことだと思ってるんですけど、やっぱりその中でも相手へのリスペクトの気持ちを持って戦っていかないといけないと思っています。 胸を張って自分はこの競技をやってきたと言えるような選手でありたいと常に思い続けてここまでやってきました。 ―将来の夢は何ですか?― 日本代表選手にはなってみたいなっていうのはあります。国際大会でもやっぱり入賞や優勝を目指したいと思います。 『夢キラリ』は毎週月曜夜8時54分から放送しています。
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