チェルシー退団が濃厚な20歳MFはどこへ行く…… 冬のACミラン行きも噂される中、サウジ移籍の可能性も浮上か
クラブは完全移籍を望む
冬の移籍が濃厚と考えられているチェルシーのMFカーニー・チュクウェメカ(20)にサウジアラビアのクラブも注目しているという。英『CAUGHTOFFSIDE』が報じている。 2022年夏にアストン・ヴィラからチェルシーに加入したチュクウェメカ。その年のプレミアリーグ第10節ウルブズ戦でデビューを果たすも、定位置を確保するには至らず、ここまで同クラブでは公式戦28試合の出場で2ゴール1アシストに留まっている。 エンツォ・マレスカが新監督に就任した今シーズンはカラバオカップ3回戦バロー戦の14分のみの出場となっており、今のチェルシーでは構想外という立ち位置だ。チェルシーは同選手の移籍を承認しているようで、試合に出るためには冬の移籍市場で新天地を探す必要がある。 そんなチュクウェメカに興味を示すクラブの1つがACミランのようで、同クラブは低コストで獲得できる中盤のオプションとして冬の移籍市場で獲得に動き出す可能性があるという。 ここ数年チェルシーはミランに数人の選手を移籍させており、関係は良好のため、スムーズに行く可能性があることも同メディアは伝えているが、チェルシーは同選手を完全移籍で売却したいと考えており、レンタル移籍の場合は買取義務を要求すると予想されているようだ。 現段階ではミランが有力候補となるが、オファー次第によっては出場機会を求めるためにサウジアラビアへの移籍を決断する可能性もあるだろう。今夏にはクリスタル・パレスもチュクウェメカの獲得に興味を示していたため、争奪戦が起こる可能性もあるが、チェルシーで戦力外となった20歳の去就に引き続き注目だ。
構成/ザ・ワールド編集部