今季一番の寒気 10日にかけて津軽では大雪に警戒
青森朝日放送
青森県内は、今シーズン一番の強い寒気の影響で、津軽を中心に雪が降っています。10日の夜遅くにかけて、津軽では大雪となる見込みです。 除雪が追い付かない青森市に、また雪が…。 市民も朝から雪かきに追われています。 【青森市民】 「本当に大変だよね」 「一気に降らなければいいのだけども、一気に降られると本当に追いつかないですよね」 強い冬型の気圧配置と上空の強い寒気の影響で、津軽では10日にかけて大雪となる見込みです。 10日午前6時までに予想される24時間降雪量は、津軽と三八上北の山沿いで30センチ、津軽と三八上北の平地で20センチ。 さらに、10日午前6時から11日午前6時までは、津軽の山沿いで50センチ、平地で40センチの予想となっていて、積雪が増える見込みです。 津軽では大雪による交通障害や屋根からの落雪などに、注意・警戒が必要です。 青森市では、除雪中の事故も起きています。 警察によりますと、午前1時半ごろ、自宅の除雪を行っていた青森市花園のパート従業員、山田祐佳子さん(51)が屋根から落ちた雪の中で意識不明の状態で見つかりました。 山田さんは市内の病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。 また、7日に自宅敷地内で雪に埋もれた状態で発見された弘前市境関の会社役員、相馬弘仁さん(67)が8日夜、亡くなりました。