家にいる時でも「日焼け止め」は使った方がよいですか?日焼けはしたくないですが、節約のために外出時だけの利用に留めたいです…。
自宅にいるときでも日焼け止めを使ったほうがよいのか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。本記事では、部屋にいても日焼けをしてしまう理由を紹介するとともに、日焼け止めの購入費用を節約するための対策方法も紹介します。 ▼エアコンを「24時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 1ヶ月の電気代を試算
家にいるときでも日焼け対策が必要な理由
ここでは、家にいるときでも日焼け対策が必要になる2つの理由を紹介します。 ■来客対応や洗濯で外に出るタイミングがある 家にいるからといって、必ずしも家の中だけにとどまっているとは限りません。なぜなら、洗濯物を干したり、急な来客対応で外に出たりする可能性があるためです。外に出た時間が短時間であっても、紫外線は肌にダメージを与えるおそれがあります。 また、曇りや雨の日でも紫外線は降り注いでいるため、油断は禁物です。自宅にいるときでも外に出るタイミングがあることを想定して、事前に日焼け止めを塗っておくことをおすすめします。 ■紫外線は窓ガラスを貫通する 紫外線は、窓ガラスを通り抜ける性質があり、屋外の紫外線量の約80%が室内に入り込みます。そのため、家の中にいても紫外線により肌が日焼けしてしまう可能性があります。日当たりのよい部屋や窓の近くで長時間過ごす際は、紫外線によるダメージに注意が必要です。外出の予定がない日であっても紫外線対策をして肌を守る必要があります。
日焼け止め費用を節約した紫外線対策
ここでは、日焼け止めの購入費用を節約するために有効な紫外線対策を紹介します。1日中自宅で過ごす場合は、日焼け止め以外で対策をとるのがおすすめです。 ■紫外線カットシートを窓に貼る 紫外線カットシートは、窓に貼ると部屋に入り込む紫外線を大幅に軽減できる製品です。自宅の窓に貼り付けておけば、肌の日焼けを防げるだけではなく、家具や床の色あせ防止にもなります。シートは無色透明のものが多いため、窓に貼っても部屋の明るさや雰囲気に影響を与えません。 多くの紫外線カットシートは水で簡単に貼れるため、剥がす際も跡が残りにくいという特長があります。そのため、賃貸住宅でも利用しやすい製品といえるでしょう。 紫外線カットシートは、ネットショップや100円ショップでも販売されているため、お金をかけずに紫外線対策ができます。紫外線カット率は商品によって異なるため、高い遮蔽効果を得たい場合は90%以上の製品を選びましょう。 ■紫外線をカットするレースカーテンをつける 紫外線対策として有効なものに、紫外線カット効果のあるレースカーテンを取り付ける方法があります。一般的な遮光カーテンでも紫外線は防げますが、日中も部屋の中が暗くなってしまうことがデメリットです。 その点、レースカーテンであれば部屋の明るさを維持しながら紫外線をカットしてくれます。洗濯や長期間の使用にも耐えられる繊維が使われており、持続的に効果を発揮してくれるため、お肌にも家計にも優しい製品です。 ■すだれやシェードを取り付ける 紫外線対策として、窓の外やベランダにすだれやシェードを取り付けるのも効果的です。すだれは風を通すため、部屋に涼しい風を取り入れられるでしょう。紫外線対策ができるとともに、室内の熱がこもるのを防ぎます。また、見た目にも涼しげで、和風のインテリアとよく調和するのも魅力の1つです。 シェードやブラインドも紫外線対策としておすすめです。取り付けが簡単でインテリアに合うデザインが豊富にあります。家の中に日陰を作り、地面から反射する紫外線の量を抑えると同時に、周囲の気温を下げる効果があります。 ■グリーンカーテンを作る グリーンカーテンとは、窓や外壁をつる性の植物で覆い、日差しを遮る自然のカーテンです。緑のカーテンとも呼ばれ、日光を効果的に遮りながら室内の温度上昇を抑えられます。また、植物の葉が蒸散作用を通じて空気を冷やすため、室内が涼しく感じられるでしょう。 グリーンカーテンを作るには植物を育てる必要があるため、ガーデニングが趣味の方におすすめです。ただし、種をまいてからカーテンが完成するまでには時間がかかるため、余裕を持って準備を始めることが大切です。紫外線対策とともに自然の涼しさを楽しめる手段といえるでしょう。
家の中でも日焼け止め対策は実施しよう
紫外線は窓を通り抜けるため、家の中にいても日焼けをしてしまう可能性があります。家の中にいるのに毎日日焼け止めを塗るのは面倒だと感じる人もいれば、日焼け止め代がもったいないと思う人もいるでしょう。紫外線カットシートやレースカーテン、すだれ、シェード、グリーンカーテンなどで紫外線が入り込まない家づくりをすることが大切です。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部