神戸新聞ＮＥＸＴ

　兵庫県赤穂市選挙管理委員会は２７日、市内の衆院選投票所で、期日前投票を済ませた有権者１人に投票用紙を誤って交付し、小選挙区と比例代表、最高裁裁判官の国民審査で二重投票となるミスがあったと発表した。票を特定できないため有効として扱うという。 【写真】自民の兵庫県議団、怒声飛び交う会合　県知事選「不戦敗」　「斎藤再選の動き？」疑心暗鬼に 　同市選管によると、１８日に期日前投票をした住民が２７日午前９時５０分ごろ、坂越公民館（同市坂越）に入場券を持って訪れた。職員が選挙人名簿を照合する際、期日前投票済みの記載を見落とし、投票用紙を交付。投票後に二重交付に気付いたという。住民は期日前投票に入場券を持参していなかった。 　同市選管は「非常に重く受け止め、今後は細心の注意を払い、再度の発生防止を図る」としている。（小谷千穂）